ディープなトピックで申し訳ないのですが....少し落ち着いたので客観的に書けそうなので...
このあたりのミドルスクールでは8年生の最後ごろにワシントンDCへ修学旅行に行く学校が多いと思います。ふだんから「団体行動」など訓練されていない200人近い生徒がどのような行動をとるのかは、引率者ではないので考えないようにしていますが、宿泊(ホテル)の部屋割りのことで文化の違いというか道徳観の違いを感じました。
ホテルは1部屋を4人でシェア(でもベッドはふたつ。過去にはバスタブで寝た生徒もいるとか。)するのですが、だれと同室になるかは生徒たちだけで決める学校が多いようです。このサインアップが4月初めにあったのですが、これで一悶着(あるだろうな、とは思っていましたが、やっぱり)ありました。わが息子は、自分と同じ部屋になると思っていた残りの3人が知らぬ間に別のグループに移動、そのことを知らされていなかったので気づいた時(サインアップ数日前)には、相手がだれもいなくなってしまい(正確に言うと、それに気づいてすぐいろいろな友人にテキストを送ったようなのですが、はっきりグループが決まっていない子らからは返事がもらえず→要するに同室になりたくない、ということですね。自分がもっとも近い友人だと思っていた当初同室を予定していた相手からは「I am sorry if you can't find a group, but you didn't text messages beck to me, I didn't want to be alone, so I ....」じゃあ、ひとりになりそうになった時に、なぜ誘ってくれない?という不信感を残すような返事。)和を尊ぶ日本人ではあり得ないな....
親の方も胃が痛くなるような週末を過ごしました。
これで感じたのは、やっぱり文化とか道徳観の違い。「己の欲せざる所、人に施す事なかれ」などというありがたい「孔子の教え」はもちろんなく、自分をアピールしていかないと取り残される、取り残されてもそれは本人の責任であって我関せず。
息子にとって、これがアメリカ社会で生きていくためのlearning experienceだと思って、たくましくなって欲しいと心から思いました。
この話を、すでに9年生以上のお子さんをお持ちの日本人の方にしたのですが、やっぱり同じようなことがあったようです。もちろんお子さんによりけりですが、少なくとも片親が日本人(特に母親が日本人)の家庭とアメリカ人の家庭とは「こどもの育て方」におおきなずれがあるのを再確認しました。「立派な人間になって欲しい」とは万人が願うところですが、そこまでの道筋というか導き方が違うようです。
わたしの息子は、自分は「アメリカ人」と思って毎日を過ごしていますが、実はいろいろな意味で日本人のDNAが濃い、ということに本人が気がつく日はいつやってくるのでしょうか。
2012年4月7日土曜日
2010年8月31日火曜日
住宅ローン利息下がる
この最近、円高やら株価暴落やらあまりいいニュースを聞きませんが、(円高は人それぞれですね) 住宅ローンの利息が下がっているというローンを抱える人たちにはよいニュースもでています。
http://finance.yahoo.com/loans/article/110512/a-15-year-mortgage-isnt-for-everyone?mod=loans-home
つい何年か前までは、30年固定ローンの利息が7%くらいだったのですが、現在なんと4%台まで下がっています。
15年固定ローンは、4%を切りました。そうそう10年固定ローンというものもあるんですが、こちらも3.5%前後まで下がってます。
この間の日曜日の新聞にもリファイナンスする人がかなり増えているという記事が掲載されていました。
http://www.cleveland.com/business/index.ssf/2010/08/home_loan_refinancing_is_booming_as_rates_fall_wary_homeowners_stay_put.html
利息が下がることによって、住宅を購入する人が増えて市場が回復するといいのですが、まだまだ先行きの見えないアメリカ経済、どうなるのでしょうか。。。
住宅ローン計算サイト http://www.drcalculator.com/mortgage
http://finance.yahoo.com/loans/article/110512/a-15-year-mortgage-isnt-for-everyone?mod=loans-home
つい何年か前までは、30年固定ローンの利息が7%くらいだったのですが、現在なんと4%台まで下がっています。
15年固定ローンは、4%を切りました。そうそう10年固定ローンというものもあるんですが、こちらも3.5%前後まで下がってます。
この間の日曜日の新聞にもリファイナンスする人がかなり増えているという記事が掲載されていました。
http://www.cleveland.com/business/index.ssf/2010/08/home_loan_refinancing_is_booming_as_rates_fall_wary_homeowners_stay_put.html
利息が下がることによって、住宅を購入する人が増えて市場が回復するといいのですが、まだまだ先行きの見えないアメリカ経済、どうなるのでしょうか。。。
住宅ローン計算サイト http://www.drcalculator.com/mortgage
2009年11月19日木曜日
中村春樹選手
一昨日、Cleveland Brownsと対戦したBaltimore Ravens。
その試合開始早々に怪我をしてしまったRavensの選手がいました。Haruki Nakamuraという名前でした。アメリカンフットボールをよく知る主人も「これまで聞いたことのない選手だけど、日本の名前だねえ。」と言いながらいろいろ調べてみると、お父さんが日本人、お母さんがアメリカ人の柔道一家(おふたりとも有段者)に生まれ育ったようです。1986年Elyria生まれ、LakewoodのSt.Edward High Schoolを卒業後、Cincinnatiの大学に進み2008年にRavensに。
こんなに若い日系人の活躍を見られるのは嬉しいですね。応援します。
2009年7月3日金曜日
青紫蘇
2009年3月25日水曜日
外国人として暮らすということ
私の住んでいる街はクリーブランドのウエストサイドにあり、人口16,000人くらいのこじんまりとしたとても治安のいいところです。白人が98%くらいで中流階級の人たちが多く、どの家庭の人たちも大抵大学以上の高等教育を受けています。普段の生活では白人以外の人種にはほとんど会いません。時々、私の拙い英語が上手く伝わらず、相手がとまどうのがわかりますが、基本的には特別な扱いは受けたことはありません。
先日こんなことがありました。
日本人の友人とそのこどもたちとで家の近くのパブリックパークでテニスをしていた時のこと、コートのとなりにあるプレイグラウンドに(おそらく9年生くらい)の女の子たち4人がかたまっていたのですが、しばらくすると私たちがプレイしているテニスコート内に入ってきて座りだしました。事情がよくわからなかったので、「What are you doing here?」と聞くと「Sitting」と答えました。これは確信犯です。その後も「ボールがあたるかもしれないから」と友人が言うと「XXXXX(ここでは書けません)」と、こどものいる場でふさわしくない事を言い、ジェスチャーを加えて[キャキャキャキャ]と言いました。
これは私の想像ですが、彼女らには私たちの話ししている日本語が[キャキャキャキャ]に聞こえたのでしょう。
この子たちが地元のハイスクールに通っている子がどうかは、その時に聞かなかったのでわかりません。それでも身なりはよいし普通の高校生のようでした。
10年以上前にオハイオに来た時と比べると今は日本その他のアジアの文化に触れる機会が格段に増えています。それでもまだ無知(彼女たちが自分の無知に気がついていないのが哀れですが)からくる、こういうことが起こるのです。
先日こんなことがありました。
日本人の友人とそのこどもたちとで家の近くのパブリックパークでテニスをしていた時のこと、コートのとなりにあるプレイグラウンドに(おそらく9年生くらい)の女の子たち4人がかたまっていたのですが、しばらくすると私たちがプレイしているテニスコート内に入ってきて座りだしました。事情がよくわからなかったので、「What are you doing here?」と聞くと「Sitting」と答えました。これは確信犯です。その後も「ボールがあたるかもしれないから」と友人が言うと「XXXXX(ここでは書けません)」と、こどものいる場でふさわしくない事を言い、ジェスチャーを加えて[キャキャキャキャ]と言いました。
これは私の想像ですが、彼女らには私たちの話ししている日本語が[キャキャキャキャ]に聞こえたのでしょう。
この子たちが地元のハイスクールに通っている子がどうかは、その時に聞かなかったのでわかりません。それでも身なりはよいし普通の高校生のようでした。
10年以上前にオハイオに来た時と比べると今は日本その他のアジアの文化に触れる機会が格段に増えています。それでもまだ無知(彼女たちが自分の無知に気がついていないのが哀れですが)からくる、こういうことが起こるのです。
2009年3月21日土曜日
賑やかなApple Store
人ごみが苦手なので、Mall等を避ける私ですが、久々に用あって出かけました。な~んとなく人出が少なく、お店の人たちもヒマなのかやたら親切。そのうち、この不景気のなか、「入ってきたお客さんは逃さない!」というノリだということに気がつきました。そうなると、お店に入るのがさらにおっくう。ゆっくりみたいのになあ。
その状況とは対照的に、Legacy VillageのApple Storeはクリスマス前のような人の入り。スタッフも多く、適切な対応に関心させられます(いつもですが)。ジーニアスバーでiPhoneをチェックしてもらったあと、Apple Storeのカモである家族が、その賑やかさに乗せられてコンピューターを買う気になっている様子。はまらないうちにと、ジャケットを引っ張ってさっさと去りました。アブナイアブナイ。
その状況とは対照的に、Legacy VillageのApple Storeはクリスマス前のような人の入り。スタッフも多く、適切な対応に関心させられます(いつもですが)。ジーニアスバーでiPhoneをチェックしてもらったあと、Apple Storeのカモである家族が、その賑やかさに乗せられてコンピューターを買う気になっている様子。はまらないうちにと、ジャケットを引っ張ってさっさと去りました。アブナイアブナイ。
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