2014年6月26日木曜日

【在デトロイト総領事館】オハイオ州Dublinにおける車両盗難事件の発生に対する注意喚起

在留邦人の皆様へ 
                                         
オハイオ州Dublinにおける車両盗難事件の発生に対する注意喚起について
 
6月8日以降、オハイオ州Dublin市内の各地で盗難車両事件が多く発生しています。
発生時間帯は午後8時頃から翌朝の夜間・深夜であり、中には自宅に駐車していたものが被害にあった事案も見られます。
在留邦人の皆様におかれましては、短時間の場合でも車のロックを確実に行うよう十分ご留意していただくとともに、車の座席など外から見えるような場所に貴重品を放置しないようお願いいたします。 
 
【新聞記事のリンク先はこちらです】 
http://www.thisweeknews.com/content/stories/dublin/news/2014/06/24/police-beat-several-vehicle-thefts-reported-in-dublin.html

2014年6月23日月曜日

2014年さくら植樹記念ピクニック報告

2014年6月8日(日)、恒例の「さくら植樹記念ピクニック」が開催されました。

例年通り、Cleveland Metroparks Brookside Reservationのソメイヨシノの並木のそばで、今年の植樹を記念し、会員のみなさまとそのご家族、お知り合いがクリーブランドの東西、南から集まりました。

今年のさくらピクニックは、大雨、ロゴ入りTシャツ、ダンスの3つのキーワードで盛り上がりました。

雨ザーザー:雨天決行のイベントとはいえ、前が見えなくなるほどの大雨のなか、デトロイトからの片山総領事ご夫妻も含め、150人弱もの方々がこのアウトドアイベントにご参加くださいました。さくらピクニックの"Die-hard fans"と呼ばずにはいられないみなさま、さくらピクニックをこのように育ててくださり、感謝で一杯です。また、新しい方々もたくさん集まってくださり、よい出会いに恵まれました。

ロゴかわい~!:三井環境改善基金の支援により、桜植樹のスピリット、"Sakura for the Earth" のロゴをデザイナーさんにつくっていただき、そのロゴTシャツを関係者で着用、また販売し、多くの方が買ってくださいました。ピンクの地球儀に浮かぶ大木、オハイオの場所には桜の花びら。出来上がったこのロゴを見て、関係者は当然「最高~!!!」と悦に入りました。様々な場所で植樹活動をプロモートしていただけることを願っています。

踊らにゃソンソン:雨もなんとか上がった頃、デトロイトのイメージ向上に尽力されている片山総領事の奥様が、参加者をダンスに誘われました。AKB48のご当地ソングにならい、デトロイトを盛り上げる歌詞に乗せたダンスを教えてくださり、みんなで踊りました。今後、さまざまなイベントでこのダンスの動画を撮影し、YouTubeにアップする予定だそうです。こんなにいいところなのに「川で火事」等々のためイメージが上がりきらないクリーブランド。悪いイメージが一人歩きするデトロイトの大変さ、苦い思いはよくわかります。オハイオの私たちも、デトロイトを応援していきましょう!

そして、お楽しみの「1ドルじゃんけん大会」。例年、子どもの勝者が多いじゃんけんですが、なんと橋本会長の手に1ドルの札束が飛び込みました。子どもの心さえあればいいということでしょうか???

4月は気温が上がりきらず、満開にならなかったJANOの桜ですが、咲かずとも酸素は出し続けてくれています。また来年の開花に期待しましょう。


写真集2014




2014年6月21日土曜日

旅行中の安全・健康維持などについて

6月も中旬となると、すでにいろいろなところへご旅行中の方も多いのではないでしょうか。
アメリカ国内、また世界中さまざまな地域への旅行への際には、安全と健康維持のための準備も忘れないようにしたいものです。

特にここのところ、在デトロイト総領事館から、 MERSコロナウイルスによる感染症に関わる注意喚起が度々出されています。旅行の前には更新情報がないかどうか必ず確認されるようお勧めいたします。

また、世界のさまざまな地域での安全状況、感染症情報などについては、外務省海外安全ホームページ、 必要な予防注射については、厚生労働省検疫所でご確認ください。予防注射は効果が現れるまでに時間が必要なものや、数回に分けて受けるものもありますので、直前ではなくできるだけ早めに何が必要かお調べください。

アメリカ人向けの渡航の安全については、感染症情報及び予防注射はCenters for Disease Control and Prevention、訪問先の危険情報(よくある犯罪など)、トラベルアラートなどは、State Department US Passports & International Travelのサイトがあります。日本人にも参考になります。

どうぞ健康で安全な夏をお過ごしください。


2014年6月9日月曜日

【在デトロイト日本国総領事館】感染症広域情報(MERSコロナウイルスによる感染症の発生( 注意喚起))

感染症広域情報(MERSコロナウイルスによる感染症の発生(注意喚起))
                                                                                         2014年6月6日
                                                                                  在デトロイト日本国総領事館

1.中東呼吸器症候群(MERS)の発生と拡大
(1)MERSコロナウイルスによる感染症の感染例が増加、感染発生地域も拡大しています。中東呼吸器症候群(MERS:マーズ)の感染例について、最新の状況をお知らせします。

・イランにおける新規感染者報告
報道等によれば、5月26日、イラン感染症管理対策センターは、イラン国内での初のMERS感染例および疑い例が確認されたと公表しました。感染が確認されたのは2名で、うち1名は死亡したとのことです。

・アルジェリアにおける新規感染者報告
現地報道によれば、5月31日、アルジェリア保健省は、メッカ巡礼より帰還したアルジェリア人男性2名が、コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。

  このほか、サウジアラビア、ヨルダンなどで新規感染例が報告されています。ヨルダンの事例は、首都アンマン在住の69歳の男性で、海外渡航歴および動物との接触歴等は特に無かったとのことです。ただし、この患者が治療を受けていた病院は、5月6日にMERS死亡例が報告された患者が確認された病院だったとのことです。
  5月28日付WHOの発表では、2012年9月以降に報告されたMERS感染例は計636例、うち死亡例は193例となっています。これには、5月16日から18日の間に、サウジアラビアから報告された17例が含まれていますが、上述のイランおよびアルジェリアの事例は含まれていません。

  MERSコロナウイルス感染者が確認されている国は次のとおりです:
サウジアラビア、イギリス、イタリア、ヨルダン、フランス、チュニジア、カタール、アラブ首長国連邦、クウェート、オマーン、スペイン、マレーシア、エジプト、米国、オランダ、イラン、アルジェリア
※ フランス、イタリア、チュニジア、英国では、中東への渡航歴がなく、感染確定患者や感染疑い患者と濃厚接触者との間で、限定的な地域内感染が見られています。

(2)WHOは5月14日、MERSに関する緊急会合を開催しました。同委員会では、MERSの流行状況は公衆衛生上の深刻さを増しているものの、現時点で持続的なヒト-ヒト感染を裏付けるものはないため、「国際的な公衆衛生上の脅威」には至らないと結論づけられました。しかしながら、同委員会は、公衆衛生上の懸念は大幅に増大しているとしており、最近の感染例の急激な上昇に対し、WHO加盟国に対して、この脅威に対する対策強化に努めるよう求めています。

2.MERSコロナウイルス感染について
(1)一般的にコロナウイルスは飛沫感染や接触感染で伝播し、風邪などの症状を引き起こします。通常その毒性はそれほど強くありませんが、ウイルスが変異した場合は強い毒性を持つ可能性もあり、注意が必要です。
  コロナウイルスに対する具体的予防策は以下のとおりです。
  ● 休息、栄養を十分に取り、体に抵抗力をつける。
  ● 手指等の衛生保持に心掛ける。
  ● できるだけ人混みを避けるか、マスクの着用を励行する。
  ● 咳やくしゃみの症状がある患者とは、可能な限り濃厚接触を避ける。
  ● 温度の変化と乾燥しすぎに注意する。
  ● 高熱、咳、呼吸困難等の症状が見られた時は、早めに医師の診断を受ける。

(2)WHOでは、サウジアラビアへ渡航する巡礼者に向け、以下の暫定的な注意事項を公表しています。

その1:渡航前にしておくこと
 ・糖尿病、呼吸器疾患、免疫不全などの基礎疾患がある方は、一般的にMERSコロナウイルスを含む感染症にかかりやすいとされているため、渡航前に医療機関を受診し、相談してください。

その2:渡航中に注意すること
  ・一般的な衛生対策を励行しましょう。
  石けんと水でよく手を洗いましょう。ハンド・ジェルなどの手指消毒薬の利用も有効です。
  十分に加熱されていない肉や不衛生な食品を摂取しない、あるいは野菜やくだものは食べる前によく洗うなど、食品の衛生面に注意しましょう。
  良好な衛生面の維持を心がけましょう。
  農場の動物、家きん、野生動物を含め、動物との不用意な接触は避けましょう。
  ・旅行者に、呼吸器系疾患の症状(特に発熱、咳、呼吸困難を伴うもの)や、他にも下痢や嘔吐を伴う症状が現れたら、次のことを心がけてください。
 感染拡大を予防するために、他の人との接触は最小限にとどめましょう。
 咳やくしゃみをするときは口や鼻をティッシュペーパーで覆いましょう。また、使用したティッシュペーパーはゴミ箱に捨て、手をよく洗いましょう。ティッシュペーパーがない場合は、手ではなく衣類を用いましょう。
 同行している医療従事者または地域の保健当局に報告しましょう。

その3:渡航後に注意すること
 ・帰国後2週間以内に発熱・咳を伴う重症の急性呼吸器疾患の症状が現れた場合には、医療機関・検疫所にご相談ください。また、症状のある渡航者の濃厚接触者に発熱・咳などの症状が現れた場合には、速やかに最寄りの医療機関・衛生当局に報告してください。

○参考情報
国立感染症研究所感染症情報センター:MERS(マーズ)コロナウイルス(MERS-CoV)
  http://www.nih.go.jp/niid/ja/component/content/article/2186-infectious-diseases/disease-based/ka/hcov-emc/idsc/2686-novelcorona2012.html
MERSコロナウイルスによる感染事例に関するリスクアセスメントと対応」
  http://www.nih.go.jp/niid/ja/diseases/alphabet/mers/2186-idsc/3631-mers-riskassessment.html
FORTH:中東に渡航する方へ <中東呼吸器症候群に関する注意>
  http://www.forth.go.jp/news/2014/04241138.html
WHO:Global Alert and Response/ Coronavirus infections(英文)
  http://www.who.int/csr/don/archive/disease/coronavirus_infections/en/index.html
アメリカ疾病予防管理センター:Middle East Respiratory Syndrome (MERS)(英文)
  http://www.cdc.gov/coronavirus/mers/index.html?s_cid=cdc_homepage_whatsnew_004

(問い合わせ先)
○外務省領事サービスセンター(海外安全相談担当)
   電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902
○外務省領事局政策課(医療情報)
   電話:(代表)03-3580-3311(内線)2850
○外務省海外安全ホームページ:http://www.anzen.mofa.go.jp/
          (携帯版)http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp

(現地大使館・総領事館)
※上記外務省海外安全ホームページをご参照ください。



2014年6月4日水曜日

速報:JANOが”501(c)3”ステータスを取得しました!

IRS(Internal Revenue Service)より、2014年5月23日付けで、JANOが501(c)3の非営利団体として認定されたとの手紙が届きました。

JANOは1991年に、非営利団体の区分のひとつ501(c)4 (団体構成員の私益を目的とするNoncharitable(非公益的)な、つまり“Mutual Benefit Organization(共益団体)”のステータスで活動を開始しました。

その後、会員の相互支援を中心とした活動に加え、教育活動、 桜植樹による環境改善プログラムをはじめ地域社会への貢献に寄与する活動とその幅を広げてきました。この現状を反映して、Charitable(公益的な)非営利団体の資格を得るに至りました。

この間、さまざまな形でJANOにかかわり、惜しみなくご支援くださいました皆様に、心より感謝申し上げます。

Brookside Reservationで大きくなった桜を眺めるたびに感無量の思いです。この桜たちとともに、小さいながらも静かに、 そして皆様と楽しく活動を継続していきたいと思っております。

今後ともよろしくお願いいたします。