2012年1月15日日曜日

病院の予約の取り方

今回は、病院の予約の取り方についてです。大抵の場合、電話での予約になるので、躊躇されることもあるかと思います。自分のことはある程度我慢できても子供が病気、怪我の場合は勇気を出してやるしかありません。特に乳幼児をお持ちの方は、定期健診、予防接種などで病院にいくことが多いと思います。 ありがたいことにクリーブランドにあるクリーブランドクリニックには、日本語の通訳さんがいらっしゃるので心強い限りです。また最近は、オンライン予約ができる病院も増えていますのでまずはウェブサイトを覗いてみるのもいいですね。 以下は、簡単な病院の予約の取り方です。参考になれば幸いです。

まず電話をする前に、必要になるであろうと思われる情報を手元に集めておいてください。

  • 健康保険カード(IDナンバー、グループナンバーなどを確認)
  • 上記保険保持者(保険を持っている本人)の名前、生年月日、ソーシャルセキュリティーナンバー
  • 会社を通して保険に加入している場合は、その会社名と住所(名刺があると便利)

<定期健診などの急を要さない予約の場合>
定期健診の予約をお願いします。
  I would like to make an appointment for a check-up.

<当日の予約が必要な場合>
今日の予約をお願いします。
  I would like to make an appointment for today.

この後、色々な返答例が考えられますが、落ち着いて何を聞かれているのか じっくり耳を傾けてください。考えられそうなのは、

「What is your name?」お名前は?
「Whose appointment do you need?」誰の予約が必要ですか?
「Have you been to our office before?」 以前にこちらに診療に来たことがありますか?
「When do you need an appointment?」いつの予約が必要ですか?

いつの予約がいいのかあらかじめ考えておくことも焦らない対処の一つです。

「How about 9 o'clock next Tuesday?」次の火曜日の午前9時はいかがですか?
「Would you like a morning or an afternoon?」午前か午後どちらがいいですか?

手元にあるカレンダーを眺めながら、曜日や日付を確認すると便利です。また予約の取れる時間を並べて「Nine, Nine thirty, Three thirty, Four」などと聞かれることもあります。聞き取りながらペンで紙に書いていくと混乱しにくいかもしれません。

「Do you have any insurance?」保険をお持ちですか?
「What kind of insurance do you have?」 どんな保険をお持ちですか?

「Whose insurance is this?」どなたの保険ですか?(保険保持者)
「Do you have the ID number/Group number?」 ID番号・グループ番号は何ですか?

実際にオフィスに行った際に、電話で伝えた情報が間違っている場合があります。これは本当に良くあることで名前のスペルが違ったりすると保険会社への請求がうまく通らなくなり、後々面倒な電話交渉をすることになることもあります。必ず、オフィスで受け取った(初診の場合は必ず記入用紙を渡されます)用紙に書いてある情報が正しいかどうかを確認してください。また住所や保険の内容が変更になったときは、必ずオフィスに伝えることが大切です。大抵の場合、相手から質問されると思いますが、保険カードが新しくなったときは、再度コピーをとることがありますので、伝えることを忘れないようにしましょう。

当日の予約が必要ということは、何らかの緊急を要する予約なので

「What is the reason you need an appointment?」予約が必要な理由は何ですか?

色々な聞き方があるかと思いますが、一番最初に書いた「I would like to make an appointment for today.」の後に 
「My child has a fever.」子供が熱があります
「My child vomited last night.」子供が嘔吐しました
「She/He has been coughing over a week.」 一週間くらい前から咳きをしています。

などと、理由を前もって伝えることもできます。 電話で病状と伝えたり怪我の様子を伝えるときに、相手の質問が聞き取れず焦って真っ白になってしまうこともあるかと思います。聞き取れない場合は、

「I am sorry I don't understand what you said.」と言ってわからないことをしっかりと伝えましょう。親切な方ならゆっくり違う言葉で質問しなおしてくれるはずです。 回数を重ねることにより、質問される内容がある程度決まっているので段々と慣れてくると思います。まずは初めの第一歩が大切です。自分でやってみようという気持ちがあれば、後々英語での生活に役に立つと思います
通常診療時間外の緊急診療が必要なときは、ERもしくはUrgent Careへ行くことができます。この場合、予約は必要ありません。「すぐにお医者さんに診てもらいたい時」 をご参照ください。

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