2020年3月19日木曜日

【コロナウイルス(COVID-19)関連情報】コロナウイルス(COVID-19 )専用サイトについて


コロナウイルスの蔓延で、世界中の様々なところで影響が出ています。正しい情報を入手することがとても大切です。(主治医がいらっしゃる方は)まずは主治医に電話・メールで連絡をし、指示を仰いでください。下記クリーブランド・クリニックのコロナウイルス専用サイトご参照ください。

上記サイトにも記載されておりますように、今後数週間の間に予約が入っているもののうち、優先順位の低い診察に関しては三ヶ月先まで延期することをオハイオ州内の全ての患者に推奨しています。但し、対面での診断が不可欠な場合の診断に関しては予約の通りに行うそうです。Cleveland Clinic Express Care® Online,  MyChart visits 、電話という非対面式のオプションもありますので、ご確認ください。
病院に行かれる際は、オハイオ州内での営業時間や案内が通常とは異なっておりますのでご注意ください。
診療時間:8時〜12時、16時〜20時。夜間診療はなし。

For questions, call the Ohio Department of Health's 24/7 hotline at 833.427.5634 (833.4.ASK.ODH) or the Florida Department of Health's 24/7 hotline at 866.779.6121
Cleveland Clinic patients can also call 855.697.3750.

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数日前に、日本人でコロナ専用サイトを利用された方がいます。あくまでも一例ですが、体験記を書いて頂いたので、お読みいただき今後皆様のご参考になれば幸いです。


「Cleveland Clinic Express Care Online を利用して」

  3月17日付のウェブサイトに掲載された『クリーブランドクリニックのコロナ専用サイト』にもあるように、診療機関ではコロナウイルスの拡散を防止するため、患者の受け入れにとても敏感になっています。私はCOVID-19の感染をを疑ったわけではありませんが、Cleveland Clinic Express Care Onlineを利用する羽目になってしまいました。参考になればと思い、利用体験を書いておきます。

  私は16日朝一番に、プライマリー・ケア・フィジシャン(PCP)に検診の予約を入れようとしました。検診の目的とは別に、喉に多少の痛みがあることを告げました。そうすると、予約を受け付けてもらえず、Cleveland Clinic か the Ohio Department of Healthに連絡するよう指示されました。COVID-19の疑い(熱や咳、喉の痛みなどの風邪の症状)が僅かでもあれば、診察の予約ができないとのことです。

  The Ohio Department of Healthには何度かけても繋がりません。私は、喉の痛みよりも重要な検診を早く受けたいので、「喉の痛みはCOVID-19のせいではないため、医療機関で受診しても大丈夫」だという証明をもらうため、Express Care Onlineよりも早い方法はないかと、Urgent Care、その他のあらゆるサイトを調べましたが、すべてOnline での診察に導かれます。
  また、Cleveland Clinicに「COVID-19のスクリーニングをして欲しい」と連絡してみると、Express Care Online で診察してもらって、スクリーニングの必要があるのかどうかを判断してもらった上で、ラボのオーダーを出してもらえると説明がありました。
Emargency は重症の患者以外は受け付けてくれないので、Online でまず診てもらう以外に方法はなさそうです。以下は簡単な手順です。


①アプリケーションをインストール
②サインアップ
③ログイン
 ・Express Careを選ぶ
 ・ドクターを選ぶ(待ち人数やドクターの専門分野などで選ぶ)
 ・必要事項を記入
  14日以内に海外旅行の有無
  COVID-19の患者に接したことの有無などの質問
  ファーマシー、病歴、薬、保険などの情報
④全部記入するとWaiting Roomに入れてもらえます。
⑤自分の順番がくると診察(私の場合、喉の痛みだったので、喉をカメラで見せたりしました。)
⑥医師から診察結果をもらい、必要であれば薬を出してもらえます。
「COVID-19の疑いがない」ことの証明が必要な場合、医師に確認の方法をキチンと尋ねることをお薦めします。(私の場合、彼女のオフィスの電話番号を受け取り、PCPにかけてもらうよう指示がありました)


 、、、と手順は簡単ですが、
15日の夜からデリバリー、ドライブスルーを除いて、レストランやバーがドアを閉めたこともあり、世間の人たちの警戒心も一層強まっているのでしょう。そのせいかCOVID-19についての問い合わせでオンラインがとても混雑していたようです。

  16日の朝、ログインして順番待ちです。
最初30人待ちぐらいだったのが、一桁になろうかという時、医師が消えて、もう一度ログイン。他の医師を選びます。(さっきまでの医師がオンライン上にいないのです)またデータの入れなおし。(病歴、ファーマシーなどについては最初のデータが残っていました)
次の医師を待ちます。待つ間、携帯で他のことをしていると、また医師がいなくなりました。また最初から、、、、こらが何度も続いたので、テクニカルサポートに電話しました。
これも待てど暮らせど繋がりません。スピーカーフォンにしたまま、「只今電話に出ることができません、、、」のフレーズがBGMになるほど聞き続けました。この間約2時間。
またオンラインに挑戦。夕方過ぎると医師の数が減る一方、患者さんの数は多くなっています。それでも何時間か待ちましたが、頭痛がしそうで、この日はリタイア。
PCPに診てもらうのが本来の目的なのに、それに必要な「COVID-19ではない」という証明確保のため丸一日費やしました。

  17日、朝一で再トライです。Online のドクターはわずか3人、その中で待ち人数の少ないドクターに予約を入れました。もう少しで自分の番というところで、アッ、また消えた。昨晩から繋がらないイライラを自分で抑えながら、またトライ。
今度は待ち人数が3人のNurse Practitioner がオンライン上に出現。結局彼女に診察してもらって、「COVID-19の疑い」も晴れ、めでたくPCPの予約が取れました。

  PCPに再度電話をかけて、「COVID-19の疑いはないから大丈夫です。医師の証明が必要ならば彼女に直接連絡してください」と連絡先を告げる前から、、、
「あ〜、Express Care Onlineで診てもらったのね、じゃ予約OKよ」
一日以上かけてこの結果をもらったのに、あまりにアッサリ言われると、気が抜けて疲れが一気に押し寄せてきました。

  私がOnline で診察してもらおうとしたのが、世間の人の気持ちがパニックに陥って、一番Online が込み合っていた時なのかも知れません。私を診察してくれたNPに前日からの経緯を話すと、テクニカルアップデートをしたから状況は良くなるハズだとは言っていましたが、時間帯やログインするタイミングで待ち時間や繋がり方も違ってくるのかもしれません。すぐには収まりそうにない問題ですが、一日も早く普段の生活に戻れることを願っています。







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