「図書館へ行こう」
第3回: Cleveland Public Library
さて、第1回目でオハイオ州内にある公立図書館をいくつか紹介しましたが、わたしが個人的によく利用しているのはCleveland Public Libraryです。Cleveland Public Libraryは全米で3番めに大きい公立図書館で、2014年には3.3 millionの人が訪れ、48の言語の図書を含め6.4millionのアイテム(図書、DVDなど)が1年間で貸し出されたそうです。ダウンタウンにあるMain Libraryは、Louis Stokes WingとEastman Reading Gardenとで繋がっていて、規模が大きいわりにアットホームな、そして都会の喧噪を忘れさせてくれるようなスポットです。また、2019年には150周年を迎えるだけあって、建築と内装は歴史の重みを感じます。
実をいうと、ダウンタウンにあるMain Libraryはこれまでに数回しか行ったことがないのですが(読みたい本はCLEVNETを通して近くのPublic Librayまで取り寄せているため)、わたしが訪れる目的はMain Libraryの4階にあるForeign Literature Sectionです。そこには日本語の図書や雑誌が数多く取り揃えられています。
このSectionのAsian Collection担当司書はCaroline Hanさんという方です。JANOのブログに「日本語図書情報」という記事があって、時々新着図書の紹介をしているのですが、実はCarolineさんがダイレクトメールでお知らせしてくれているものを転載しています。Carolineさんのお話ですと、昨年(2014年)日本語図書の利用が増え、それにともなって日本語図書等購入のための予算も増額された、そうです。また、読みたい図書等のリクエストがあったらぜひ知らせて欲しい、ということでしたので、これを機会に読みたい図書等がありましたらぜひ下記までリクエストしてください!
Caroline Han :forlit.asian@cpl.org
次回はCleveland Public Library website内の日本語新着図書の探し方とオンラインでのリクエストの仕方について説明したいと思います。
2015年8月記(JANO会員 本好きヒル恵子)
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