アメリカと日本の教育制度の違いについて戸惑うことがあると思います。オハイオ在住の方から大変役に立つ素晴らしい原稿を頂きました。今回から連載として掲載していきます。第1回目は、「アメリカの教育制度」です。ぜひご一読ください。
(JANO Kman波栄)
(JANO Kman波栄)
<アメリカの教育制度>
参考:情報誌 ライトハウスより抜粋
アメリカの教育制度は日本と大きく異なります。教育行政は各州や各郡に委ねられていて、学区ごとにより学校の学年の設定や制度は様々です。日本では義務教育は小1〜中学卒業までの9年間ですが、現在アメリカオハイオ州では、6歳から18歳までの12年間と定められています。日本で「6−3−3で12年」という学習机のコマーシャルがありましたが、オハイオでは学区によって、「5−3−4で12年」制や、「6−2−4で12年」制などがあり(アメリカ全土で様々)、高校は4年制が一般的です。学年の呼び方は、1年生〜12年生と、通しで数えます。また、児童、生徒の学力により飛び級する事も珍しくありません。その他、オンラインスクールやホームスクールなど、個々の子供や家庭の状況により幅広い選択があります。オハイオ州では年度始めは8月下旬、年度末は6月初旬となります。基本的に公立の学区はその市で定められており、その学区管轄の学校内で保護者が仕事をしていれば、その学区に通学可能です。以下、オハイオ州の一部地域の学校情報を実経験から分かる範囲で記載します。(岩泉美菜* )
*岩泉さんは、JANO法人会員のご家族で、2015年現在、大学2年生を筆頭に、ハイスクールシニア、ソフモア、キンダーのお子さんをお持ちの駐在の奥様です(JANO)。
*学区により学年区分の時期が異なるため、入学・卒業時の年齢は子供の誕生日によりまちまち。誕生日が学年区分の時期に近い子供は保護者の判断で1学年遅れて入学させることも可能。(JANO Kman波栄)
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