2012年2月21日火曜日

<デトロイト日本国総領事館>ノロウイルスに関する注意喚起

2012年2月21日

デトロイト日本国総領事館

  1. 本年1月24日付のメールマガジンでノロウイルスに関する注意喚起をいたしましたが、報道によれば、最近、ミシガン州バトルクリーク市及びケンタッキー州北部においてもノロウイルスの流行がみられます。
  2. ノロウイルスは、手指や食品などを介して経口で感染し、ヒトの腸管で増殖し、おう吐、下痢、腹痛などを起こします。健康な方は軽症で回復しますが、子どもやお年寄りなどでは重症化したり、吐ぶつを誤って気道に詰まらせて死亡することがあります。ノロウイルスについては、ワクチンがなく、また、治療は輸液などの対症療法に限られます。

  3. つきましては、以下の予防対策を徹底し、ノロウイルスへの感染や感染拡大に注意してください。また、感染が疑われる場合は、できるだけ早くかかりつけの医師等に相談してください。特に、感染が流行している地域やその周辺にお住まいの方は十分注意してください。

    (1)患者のふん便や吐ぶつには大量のウイルスが排出されるので、
    • 食事の前やトイレの後などには、必ず手を洗う。

    • 下痢やおう吐等の症状がある方は、食品を直接取り扱う作業をしない。

    • 患者に接する方は、患者のふん便や吐ぶつを適切に処理し、感染拡大に注意する。

    (2)特に、子どもやお年寄りなど抵抗力の弱い方は、加熱が必要な食品は中心部までしっかり加熱して食べる。また、調理器具等は使用後に洗浄、殺菌する。

  4. なお、厚生労働省のホームページにノロウイルスに関するQ&Aが掲載されていますので、こちらもご参考ください。

厚生労働省ホームページ

http://www.mhlw.go.jp/topics/syokuchu/kanren/yobou/040204-1.html

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