2010年10月1日金曜日

[在デトロイト総領事館]鹿との衝突事故に対する注意

鹿との衝突事故に対する注意


秋から冬にかけて、鹿との衝突事故が多発します。狩猟シーズン前である10月と11月は鹿の個体数もピークにあり特に発生が多くなっています。2009年中のミシガン州・オハイオ州における鹿との衝突事故件数は次のとおりです。


2009年  ミシガン州   オハイオ州
件 数   61,486件    25,146件
死 者     10人       3人
負傷者    1,571人    1,137人


危険な時間帯は


  • 全体の20%が夜明け前後
  • 全体の50%が午後5時から深夜にかけてです。

警察によれば、「鹿との衝突を避けようとして樹木や他の車に衝突し、死傷の結果が生じている。動物と衝突することが、時には最も安全な選択になる場合もある。」とのことであり、鹿との衝突事故を回避するために以下のことが有効です。


  1. 心構え

    • 注意力・集中力を維持する。
    • どのような衝突に対してもシートベルトが最良の方法である。
    • 特に夜明け時と日暮れ時に注意する。
    • 対向車がなければ、ハイビームにすると鹿の目が光って発見しやすくなる。
    • 特に2車線の道路において、鹿横断や速度制限の標識に注意する。
    • 鹿は群れをなす動物であり、よく1列になって移動するので、1頭の鹿を見つけたら、しばらく待つ。

  2. 衝突が避けられないとき

  • 走行中の道路・車線からはみ出ない。
  • 同乗者に警告する
  • 両手でハンドルを握る。
  • しっかりとブレーキを踏む。
  • 車をきちんと制御して停止させる。

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