2010年3月25日木曜日

JANO会員のメリットとは?

JANO発足以来、度々問われてきたことが、「JANOに入るメリットは何か」ということです。人によって違うのですが、最近、某役員がこの問いに対する日ごろの思いをまとめてみました。

  1. 個人でこのアメリカ社会及び地域に社会的貢献を果たしていくのは困難で、JANOを通して地域貢献、交流ができる(9さくら植樹はその理念のもとでの活動)。
  2. 日本人及び日本文化に理解・興味のある人同士の交流、相互援助がはかられ、JANOの会員同士の交流にとどまらず、地域社会に私たちの文化交流を図る活動に参加できる。
  3. ここアメリカ社会に住む日本人が必ず知っておかなければならな在デトロイト日本国総領事館からの緊急連絡情報を迅速に受けることができる。
  4. JANOの会員網はここに住む日本人には有事の際のライフラインとなる。
  5. 一日領事館の開催により、パスポートほか諸手続きの情報が得られ、クリーブランドにてそのサービスを受けることができる。
  6. 新年会、さくら祭りなどの定例行事に加えて、特別な種々の文化活動(日本文化展、コンサートなど)のい参加できる。
  7. 補習校の支援を通して、地域にする日本語を学ぶ子供たちの支援をすることができる。
  8. 新たにこの地域に転入してくる人及び家族が、当地に引っ越す前から生活情報などの支援を日常的に受けることができる。
  9. 新たにこの地域に転入、進出してくる貴族の家族が日常的にサポートを受けることができる。
  10. 長期、短期を問わず、当地の日本人とその家族が気軽にサポートを受けることができる。

こうしてみると、JANOからのサービスを受けるだけでなく、JANOを通しての当地の日本人、日本に関心のある全ての人たちへのサポート提供、さらには社会的貢献という認識が大きな部分を占めているのがわかります。これをメリットというかどうかは、個人の価値観などにもよるかとは思います。

引っ越してきたばかりの頃の不安やさびしさ、そんな時期、ほかの日本人からのちょっとしたお誘いやオリエンテーションで生活がぐっと快適になった経験を、多かれ少なかれどなたもお持ちではないでしょうか。こうして受けた親切を次の方々に引き継いでいくのは、個人やブログでも十分できることですが、JANOの活動を通して少し広く重層的にやっていきましょう、というあたりが、ウエブチームも含め、役員がJANOの活動を続け、大切に思っている部分ではないかと思います。

みなさんにとっては、JANOのメリットは何でしょう?

8 件のコメント:

  1. わたしのとってのJANOメリットは、たくさんの人たちと出会えることです。今となっては、笑い話になりましたが、オハイオに来た当時は日本人は誰も住んでいないのだと勝手に思い込んでいました。そんな時、JANOの存在を聞き、即入会した後に頂いた会員名簿に載った日本人名を見た時の嬉しさといったら今でも涙が出そうなほどです。きっと、日本にいれば出会うこともなかった人たちにこのオハイオという場所で出会えることそのものが有益なことです。
    マイノリティーの一団体として助け合いの精神でこれからもJANOの活動が続いていってくれることを望んでいます。なんか、かっこよすぎたなあ。。

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  2. Bearさん、私も出会いだと思います。日本人もですし、イベントを準備している過程でいろいろなアメリカ人にも出会うことができますね。
    私も個人できたので、名簿のみなさんの出身地とかをみて感激したのを思い出します。Bearさんとも、お互い神戸にいたら、会ってなかったでしょうね。

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  3. ありさ                                                                     2010年4月1日 13:59

    クリーブランドに住んで4年目の私はJANOを通して知り合った方とのランチや電話でのおしゃべりが一番の楽しみです。

    特に長く住んでいらっしゃる方の経験談はとても参考になりますし、自分より目上の方との出会いは子供たちの学校を通してはほとんど無くこれもJANOのお陰と思っています。

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  4. ありささん、それは良かったです。いろいろな年代の人と出会えますよね。私も最初来た頃は若かったので(笑)、お母さんみたいに何でも話せる方にいろいろと教えていただきました。

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  5. 我が家のこどもは日本語補習校に通っていません。いろいろな理由があって、通わせていないのですが、自宅で「日本語」を勉強しています。けれでも、周りに、日本人の少ないエリアに住んでいるので、こどもが日本人や日本の文化に触れることができるのは、JANOのイベントと、JANOを通じてできた友だちと遊ぶ時くらいです。
    言語としての「日本語」よりも、JANOは「日本」に触れることのできる貴重な場です。

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  6. 匿名さん、私もJANOに入らなければ日本人に会う機会がほとんどなかったので、おっしゃることがわかるような気がします。JANOは「クリーブランドの小さな日本」でもあります。日本のあんまり嬉しくないところは引きずらないようにしつつ、アメリカのいいところと日本のいいところを混ぜた活動や人間関係のあり方ができればいいなと思います。

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  7. 元記事とちょっと重複すると思いますが、自分なりの言葉でのコメント。

    僕はクリーブランド生まれ育ちで全く日本の血が流れていない人物です。妻は日本人で子どもが二重国籍です。 結論からすると、同じく「日本」の文化触れることですが、共通点がある仲間を知り合うことと活動出来る場にもなっています。

    日本に18年に住み、特に沖縄が第2故郷というふうに思います。 そこで生まれ育ちクリーブランドに戻って来て、高校時代の友達とあっていいんですが、彼らが全く僕が日本に住んだ経験と共感出来なく、かなりギャップを感じるわけです。 日本人及び日本に住んだことがあるアメリカ人と出会うのがJANOです。 それが共感出来る方なので、より深い親しい関係になります。 そして、自分の都合で日本人である妻をアメリカに連れてきて、日本人が割と少ないクリーブランドに連れてきて、アメリカの習慣、法律、クリーブランド全般情報を似ている状況に置かれている日本人と相談出来るのはJANOがあるからです。我が家にとって、いいすぎかもしれないけど妻の精神状態にとってJANO不可欠な支援網になっています。やはり、これだけでもJANOの存在がありがたいです。

    上記に自分を中心に考えてJANOのメリットですが、JANOと通して上記に「頂いているサービス」をお返しが出来ます。 これは2面があって、地元に貢献出来る面とこの地域に新しく来る日本人に支援活動面があります。 後方ですが、このブログやウエブサイトより新しくクリーブランドに来る方には情報提供や質問などを答えてあげたりすることです。 昨年だけを考えると、何社が分からないけど、クリーブランドに拠点を置く予定の会社から相談にのったりして、拠点を開けた後法人会員になってもりました。自分として、法人会員になってもらったより小さいかもしれないけどその企業に所属されている知らないアメリカ及び北東オハイオ州に来た方々の支援網になっていることがJANOのメリットです。最後に地元の人間に僕にとって大事な「日本」を知ってもらう、触れてもらうのものメリットです。もちろん、メトロパークに寄付している桜樹はその一つですし、2年前にクリーブランド植物園で行われた Zensaiもその一つです。この活動を少しでも増やせていいかなと勝手に思っています。

    一石二鳥でJANOが共感出来る知り合いが出来、お返しが出来るような地域貢献活動する「場」になっています。さらに日本語が第2国語になっている僕にとって、日本語が使わないと忘れるわkで日本語を使える場もJANOが提供してくれています。

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  8. rbhさん、JANOがそういう形でお役に立っているというのはいいことだなあと思いますね。この数年で、国際結婚のご家族の会員がぐっと増えました。駐在、留学、個人の仕事、学生などなど、JANOの会員プロフィールも多様性があるのは、現会員、これから入会される方どちらにとってもプラスだと思います。それぞれ生活スタイルが違うわけですが、違うからむずかしいというよりは、違うからこそ知らないクリーブランド生活がわかっておもしろいですし、行動範囲も広がります。ともかく敷居の低い、フレンドリーな会であり続けられるといいなと思います(役員でもないのですがー笑)。

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