そして思い出したのが、日本で一軒家に引っ越した時、私はのし紙つきの箱に入った「タオル」を町内の同じ班の家(10軒くらいだったと思う)に配って歩きました。「最近〜に引っ越して来た〜です。どうぞよろしくお願いします。」と挨拶しながら。
どちらがどうということではありませんが、この違いは面白いな〜と思いました。
そして最近、近所に住む、息子の同級生のお父さんが急にお亡くなりになりました。本当に突然のことでご家族の方の悲しみを思うと何かしてあげられたら、と思う一方習慣の違いもあって何をどうしたらいいのかさっぱりわかりませんでした。お悔やみを言うのにお家まで行くべきか、かえって失礼になるので行くべきではないのか等。
そしてその訃報を聞いた日の夜、別の同級生のお母さんから電話がかかってきて「〜さんたちとこの先4日間のあいだ夕飯を(その不幸のあった家に)持って行くことにしたんだけど、そのうちの1日できそう?」というお誘いでした。
「そうか、こんな形のサポートがあるのか」と意外に思う気持ちとその心温まる心遣いに感心しました。
そうですよね、残された奥さんは4人のこどもを抱えてしばらくは毎日の食事の支度なんてできるはずもありません。
朝食は、また別の人が作って毎朝届けることになったようでした。
こういったことは習慣なのかどうか初めてのことなのでわかりません。でも、コミュニティの中で暮らしていく、ということを少しずつ学んでいるところです。
誰かが亡くなったときは、Bitterな時期だからとSweetsを持って行ったりしますね。自分の経験では、形はいろいろで、思いがけない人が電話してくれたり、ランチに誘ってくれたり、小さなコンサートに連れて行ってくれたり、アメリカ人のストレートな優しさになごまされたのを覚えています。
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