分娩室へ入り、陣痛促進剤を点滴で受けながら、
生理痛程度なら痛いとわざわざ訴える必要もないと、
促進剤の量がだんだんと増やされ、
後で、
普段は痛い時は歯を食いしばって我慢のタイプですが、
今となってはどんな痛みだったか、よく思い出せない。
痛みの波が最高の時、激しく息を吐くので、
1リットルぐらい入る水筒がすぐ空になりました。
出産前はなるべく自然に…なんて考えていたのですが、
子宮口が4センチ開くまで注射はできないと告げられ、
陣痛が激しくなると、ますます身の置き場がなくなったのが夫。
陣痛の波が来ているときに顔を近づけられるのが、
心配してくれているのだから、近寄るなとも言えず、
映画やテレビでよくあるのが、お産の時に暴言をはくシーン。
出産前から、
実際に陣痛が起こっている最中は、
ただちらっと、
試してみる余裕はありませんでした。
やっと子宮口が4センチ開いたものの、
長い長い20分でした。薬なしで産んでいる人からすれば、
薬が効いてくると、うそのように痛みが和らぎ、
かすかに陣痛の波が来ては去るのが感じられましたが、
さっきの苦しみはどこへやら、
後は押しだすのみです。


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