2014年4月20日日曜日

ご注意ください:幼い子どもと犬



先日、知人宅の気軽なパーティで、5歳の女の子がその家の犬に顔をかまれてしまいました。



女の子の手をつないでいた親御さんがほんの一瞬手を放したとたん、横の暗い部屋に入っていった犬を、その女の子は追いかけていきました。普段は静かな犬の声がきこえたので、「へ~、初めてあの犬がほえるのを聞いたな」と思った直後、女の子の尋常ではない泣き声が聞こえたのです。走っていくと口の辺りから血が流れ、女の子は叫ぶように泣いていました。



小さい傷でしたが、かまれた場所は唇の一部も含めた顔の真ん中。犬が顔にかみついた痛みと恐怖は想像に難くはありません。当然、その子のお母さんもパニック状態となり真っ青でした。氷で冷やしながら、すぐにERに行きました。



実は20年ほど前に、BBQパーティで全く同様のことがあり、その時も小さな女の子が犬に顔をかみつかれるということがありました。かまれた本人の様々な傷も痛々しいと同時に、犬は家族ですし、飼い主の精神的ショックも相当のものです。



そんなに度々あることではないとは思いますが、季節のいい時期、アウトドアのパーティではペットを連れてくる人もいるので、そうした機会の前にはご家庭でこのような事故を防ぐことができるよう話し合われることをおすすめいたします。

 

追記:

1)他人が自分の家で怪我をしたような場合にそなえて、保険会社とUmbrella Policyについて相談  することができます。


2)この件はBeachwoodに近いところで起こったのですが、ご家族は、女の子をUniversity Circle
  のUH Rainbow Babies & Children’s Hospital の小児救急(Marcy R. Horvitz Pediatric 
  Emergency Center/Level 1 Pediatric Trauma Center)に連れて行きました。

 ご参考までですが、Beachwood 周辺の大きな救急施設は、以下のような病院です。
  UH Ahuja Medical Center ER (小児救急あり) 
  Cleveland Clinic Hillcrest Hospital ER (小児救急あり)
 

3)ちなみにこの20年前にかまれた女の子の顔の傷はきれいに治っていて、15歳頃にはよくよく見
  ないとわからないくらいになりました。幸い、彼女は精神的なトラウマも残らなかったようで、当時
  その場にいた人たちはほっとしました。

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