芸能コラムニスト、実は化学者

JANOのブログの中に、現在唯一の連載記事があります。それが「中野さんの芸能コラム」。
山口百恵から、文楽、歌舞伎、バレエ、スーパーモデルという幅拾いトピックに、いったい中野さんとはどんな方だろうと思っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。


JANOがニュースレターを発行していた時期からご寄稿くださっている中野希也（なかのまれや）さんの本職は、なんと化学技術者で、米国で生産するトヨタ・ホンダ・日産に塗料を つくる会社に勤めていらっしゃいます。

直接お会いすると、うまい・早い・安いの牛丼屋さんも真っ青の、話題の多さ・広さ・深さにあっけにとられると同時に、終始優しく穏やか、そして人生を楽しんでいらっしゃるご様子に、こちらまでほっと幸せになる楽しさを感じずにはいられません。

しかも、記事のトピックからも想像できるように、ただの化学技術者というよりは「ロマンティストの化学技術者」とご紹介したい中野さんです。

中野さんとJ-POPSとの係わりは、「日本での顧客対応の為に余儀なく カラオケを専攻させられたのがきっかけで、所謂、ド演歌一点張り、 百恵さんだけが例外。 ニューミュージック系には触れる術もなかった」とのこと。偶然耳にした曲をきっかけにのめり込んだそうです。

中野さんは、週日はシカゴ在住で、週末には奥様のいらっしゃるクリーブランドに帰ってこられます（♡）。そんな折にたまにお目にかかれるわけですが、ある時は最近の日本では使われなくなった日本語の話、ある時はりすに攻撃されない鳥のえさ入れの話、ある時は70年代のフォークソングの話と実に詳しく興味深いお話が尽きません。

このコラムはまだしばらく続けていただけるようです。いったいどんなトピックが、誰の話が出てくるか、ぜひ楽しみにしていただけたらと思います。

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