2009年11月9日月曜日

アメリカでの妊娠出産 その九 

予定日の3日前、朝5時半にトイレに起きました。生暖かい水が足元に落ちてきました。気のせいかな?今までより量が多いような気がする。気を取り直してベッドに戻ろうとすると、また落ちてくる。

これは。。。
夫を起こして、病院に電話をしました。ちょうど私の先生が当直でした。彼女に、それは破水だから、病院へ来るように。産科には連絡を入れておくからといわれました。
日本から出産のために来ていた両親を起こして事情を説明して、病院へ向かいました。入口で車椅子に乗せられ、入院の手続きを終え、産科病棟に上がるとまずは簡単な診察。

個人情報、小児科医師の連絡先、へその緒を寄付するかの有無などを聞かれました。まだ痛みはないし、質問には余裕で答えていました。

その時点では、子供はまだ降りていませんでした。 
この後さらに上に上がり、いよいよ分娩室です。 
まぁ、広い部屋。おぉ、バランスボール。
お風呂はシャワーのみか。ジャグジー付きの部屋じゃなかったか。

などと、まだ余裕でした。 

そのうち黒人の看護婦さんがやってきました。彼女は、私の先生は何か緊急の状況にならないかぎり、通常の診察をWestlakeのオフィスで終えてからこちらに向かう予定であること。先生はコンピュータで私の状態をオフィスから常にモニターしていること、陣痛の進み具合などをドクターと頻繁に連絡しあっていることなどを説明してくれました。
その後、点滴で陣痛誘発剤を打たれました。

食事は取れないけど、飲み物とゼリーはOK。看護婦さんはストローのついた大きなドリンクカップに氷水を入れておいていってくれました。

普段あまり水を飲まないし、トイレに行きたくなるから飲まないなぁとその時点では思っていました。(陣痛が激しくなるにつれて、飲んだ飲んだ。)

陣痛の痛みがまだ初期、生理痛ぐらいのときに帝王切開専門のドクターや、無痛分娩の注射をするドクターなど、いろいろなドクターが様子を見に来ました。 

夫はというと、何をするわけでもなく、部屋をうろうろ。身の置き所がなくてかわいそうですね。

この時点ではまだまだ余裕。夫と和やかに話しをしていました。

甘かったですね。 

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